このごろ「自分さえ良ければいい」って生きている人をたまに見かけます。
それも長年生きてきた大人というよりむしろ老人。
昔もこんな人たくさんいたのかな。
おそらく答えはNO。
もちろんいるにはいたのだろうけど極少数であったと思うのです。
倫理とか道徳とかの話ではなくてちょっと前までは草葉の陰からご先祖さまが見ていたのです。
「ちゃんとやってるんか?」
そして本人も死んだらそちらに行きます。行ったときにご先祖さまに説明できないことはやらないのです。
そして自分が先祖になったあと子孫たちが自分たちをどう思うか。ご先祖さまを敬ってくれるかどうかは自分たちの生き方次第であったからです。
「先祖から受け継いだものを子孫に残す」
これがリアルに生活にあった。
だから自分さえ良ければいいという生き方はできなかった。
なんてことを下草刈りをしながら考えている。
私の先祖はここにはいないけど継いでいくものが私にはある。
下刈りは大変だけど好きな仕事です。
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